RC構造(鉄筋コンクリート造り)でもシロアリは生息してます。vol,1

今回はも北九州市八幡西区にシロアリが出たということで行ってきました。

三階建てRC構造の建物の二階の床の木材に生息していました。

そもそもRC構造って?SRC構造などとの違いについて

そもそもRC構造ってどういった建物構造なのか。またよく聞く「SRC構造」との違いなどにもついて説明いたします。

まずは建物の構造にはどんな種類があるのでしょうか?

下記代表的な構造をピックアップしてみました。

●W造(Wood)……木造
●S造(Steel)…… 鉄骨造
●RC造(Reinforced Concrete)…… 鉄筋コンクリート造
●SRC造(Steel Reinforced Concrete)…… 鉄筋鉄骨コンクリート造

W造/木造について

木造(W造)は主な構造部分に木材を用いてつくられた物件です。日本の気候や風土にマッチし、これまで多くの戸建て住宅などが木造でつくられてきました。現在も小規模アパートなどで採用されています。

S造/鉄骨造

S造(鉄骨造)とは、柱や梁など骨組に鉄骨を使用した構造のこと。Sはスチールの略です。木造の柱がそのまま鉄になった形をイメージするとわかりやすいと思います。

また、S造の中に重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類があること。賃貸物件の建物構造にもこの表記がなされていることは多いと思います。

RC造/鉄筋コンクリート造

RCとはReinforced Concreteの略です。直訳すると「補強されたコンクリート」です。主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものを指します。

SRC造/鉄筋鉄骨コンクリート造

SRC造は鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込んで施工した物件のこと。
大型マンションやビルなど大規模な物件の場合、SRC造の工法が多く使われています。
鉄骨を使わないRC造よりも耐久性が高い構造といえるでしょう。

なぜRC(鉄筋コンクリート)構造なのにシロアリ??

RCと言っても内装の木材や二階の床下などに木材が使用されているケースがありますし、そもそもシロアリはコンクリートやケーブル、畳、レンガなどを食べることもあるので、RC,SRC構造でもシロアリ被害に遭うことは十分に考えられます。

次回・・・

次回のブログで実際にRC構造でのシロアリ被害を写真でお伝えしていきます。

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