福岡などのシロアリ対策について

福岡県の直方市や北九州などにも多いシロアリの被害。シロアリは住宅などの建物に住み着いてしまう害虫です。きちんと対策をしておかないと大きな被害に繋がり、場合によっては家に住み続けることが難しくなるケースもあります。そこでシロアリの対策についての基礎知識について、紹介します。

白アリが居るのかチェックする

福岡の直方市、北九州で白アリの対策をする前に、まず家に白アリが居るのか、居るのならどこに潜んでいるのかを確認します。また予防や駆除をする場合も、白アリが潜んでいそうな場所を見つけて、そこを重点的に対策した方が効率が良いです。家の中にひび割れがあったり、木材の一部が腐っていたり、傷がある場所を好む傾向にあるのでそこに白アリが居ないかチェックしてみます。寒い時期になると結露する場所にも注意が必要です。

建物の周りをチェックすることも大切です。家の近くに樹木が沢山ある場合や、家の土台となる部分に蟻の巣があれば白アリが潜入している可能性が高いです。土を入れたまま放置したプランターにも蟻が巣を作ることもあるので見ておきます。さらに春や夏などの暖かい季節になると羽蟻を近くで見つけるようになったり、建物に不自然な空洞が見つかったら早めに対策をします。

白アリを見つけたり、白アリが潜入することが出来そうなエリアを見つけたら薬剤を撒いて対策を行います。薬剤を撒く方法には、木材に直接吹きかける木部処理と土に直接撒く土壌処理の二種類があります。木部処理は家の床下の土台や大引き、束になっている木材に木部専用の薬剤を撒いていきます。水で薄めたり、原液をそのままスプレーしたりと、薬剤によってやり方が違います。防腐剤が入っているタイプのものは床下に使って、カビ対策をしておくと安心です。

土壌処理は家の床下の土の部分に薬剤を撒き、基礎部分のコンクリートや束石などに土壌処理専用の薬剤を使います。水で薄めて使う乳化タイプや粒剤タイプ、スプレーなどがあります。土に撒くことで薬剤の膜ができ、シロアリが潜入出来ない環境を作るのです。

早めのシロアリ対策を

福岡の直方市や北九州地方には日本全国に生息するヤマトシロアリのほかに、九州地方で生息するイエシロアリも居ます。イエシロアリは屋根から床下まで被害を及ぼし、被害が深刻になることもあります。異変を感じたら家に住み着いてしまっているのか確認して、必要に応じて対策をすることが重要です。

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