白蟻は住宅を所有している人なら誰もが聞いたことがある害虫です。
白蟻は日本中どこにでも生息し住宅に被害をもたらします。福岡にも多く生息しています。特にイエシロアリの被害は甚大で進行も早いため、早急な対策が必要です。
白蟻の種類について
日本では主にヤマトシロアリとイエシロアリの2種類の白蟻が分布しています。福岡を含む西日本にも広く分布しています。ヤマトシロアリは枯れ木の中に巣を作って生活をしています。一方イエシロアリは地下に穴を掘り巣を作ります。その巣を中心にトンネルを掘りあちこちを食うので、木造家屋の地下に巣を作った場合は大きな被害につながります。
白蟻はどのような場所や環境を好むのでしょうか。
白蟻が好む場所とは
白蟻は光がなく暗い場所、そして暖かく湿気の多い場所を好みます。特に浴室の土台や柱や壁、床下などの被害が多く見られます。暖かくなる春から秋にかけて長期間に渡り活発に活動するので湿度の高い日本の気候は白蟻にとっても格好のエサ場になります。最近では高断熱や床暖房システムを備えた住宅が増えているので、冬でも白蟻の活動が衰えない環境が出来ているのではないでしょうか。
では家の内外で白ありを発見した時はどうすれば良いのでしょう。まずは白アリ駆除専門業者に依頼する事をおすすめします。
主な白蟻の駆除方法と専門業者の選び方
白蟻の駆除には薬剤を使用します。既に被害を受けた木材部分に直接注入したり、周辺に散布する方法があります。最近では液剤を使用しないベイト工法により人体に影響の少ない駆除を行う業者もあるようです。アレルギー体質や小さな子供がいる家庭向きの駆除方法です。
このように専門業者によって駆除方法も様々です。まずはお住まいの地域の専門業者を調べ、どの駆除方法を行っているのかを十分に問い合わせましょう。
白蟻被害は早急な対策が必須
福岡にも多い白蟻被害。大事な住宅を守るためには早急な駆除と対策が第一です。まずは信頼のできる専門業者に診断をしてもらい、駆除方法を十分に説明してもらいましょう。複数の業者に診断と見積もりを出してもらうのも良いですね。