シロアリと湿気は密接な関係がある
湿気が高くなる夏の時期は、シロアリが住宅の床下に発生しやすいと言われています。その理由は、シロアリというのは基本的に湿気が多く含まれた土や木材、段ボールなどがとても好きだからです。それらが白アリの餌になるため、湿気を求めて集団移動する習性があります。したがって、外壁にわずかなひびや隙間がある住宅の場合、そこから雨などによって水が入って壁や柱が湿気を含んでしまいやすくなります。その結果、シロアリの住み家になってしまう可能性が高いです。
日本の中でも九州地方にある福岡県は、梅雨や夏場の時期はジメジメとして湿度が高くなる事で有名です。また、近頃の福岡県の住宅は、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように住宅に使う断熱材の性能が高まっています。さらに、床暖房も設置されているため、部屋の中は快適な温度が常に保たれています。その結果、床下の湿度が高まって、必然的にシロアリが発生するリスクが高くなります。そのため、白蟻が住み着かないように住宅の湿気対策を行わなければいけません。
住宅の中でも特に湿気の多い場所は、浴室・水周り・クローゼット・床下などです。そのため、湿気が溜まりがちな浴室は、窓を開ける、換気扇や扇風機で空気を循環させるなどの対策を心掛けると良いです。それと、押し入れやクローゼットなどは梅雨の時期は閉めきらず、隙間を開けておくなど日頃から換気を行う事が大事です。また、床下の湿気対策については、湿気を吸い取ってくれる砂利を撒いておく事が有効です。床下に満遍なく敷いておくだけでちゃんと湿度を調節してくれるので優れものです。
シロアリ対策に気をつける事が大事
福岡県は、夏の時期は湿度が高まるのでシロアリが住宅に発生しやすいと言えます。シロアリが大量に家に住み着くと、柱や床下がかじられて脆くなってしまいます。特にシロアリは浴室や床下、クローゼットなどに発生しやすいので、換気によって空気をいつも循環させるなどの対策が必須です。少しでも湿気対策を行うことで、シロアリが家に住み着くのを防げます。