悪徳シロアリ駆除業者の特徴とクーリングオフ

シロアリ駆除は普段目にすることが少ない床下での点検や作業が多いため、悪徳業者がつけこみやすい業界になっています。見られることがなければ、悪さをしてもバレにくいだろうという心理が働くからです。そこで、福岡などの都市における悪徳業者の特徴やそれに対抗するクーリングオフについて説明していきます。

悪徳シロアリ駆除業者の特徴その1

悪徳シロアリ駆除業者の特徴としては、無料を謳った床下点検が挙げられます。一般的に無料点検が悪いわけではありませんが床下に何があるか確認するのは困難なため、何を言われても本当かどうかがわかりません。その点を巧みにつけこみ、危険だと煽って契約を結ぶという手法が多いです。実際に危険な状態の場合もありますので、その点は見極めが必要になるでしょう。しかし、その場ですぐに契約を迫ってきた場合、白アリ駆除の悪徳業者である可能性が高くなります。危険を煽って契約をすぐに決めさせるというのは悪徳業者の手口です。

悪徳シロアリ駆除業者の特徴その2

別の特徴としては、施工の詳しい説明をしないということです。白ありを駆除するためには色々な方法がありますから、通常はその方法を依頼主に説明し、どの方法がいいかを検討して選んでもらうのが普通です。ですが、悪徳業者はしっかりとした施工をするつもりがないため、詳細な説明ができません。質問をしても曖昧な答えしか返ってこない業者は悪徳業者の可能性が高いと言えるでしょう。また、悪徳業者の被害で多いのが、初めの見積もりの金額と違うというパターンです。初めに出した見積もりにはなかった高額な換気扇を取り付けられたという被害もよくあります。もし、本当に換気扇が必要であれば、依頼主に話して承認をもらうのが当然の流れです。それをしなかった時点で悪徳業者と言えるでしょう。他に、白蟻被害のために住宅の補強が必要だと言う業者もいます。シロアリ駆除業者は住宅業者ではありませんから、補強のことを言い出したら専門の住宅業者に依頼すると言ってしっかり断りましょう。

悪徳シロアリ駆除業者の特徴その3

もう一つ特徴としてあるのが、大幅な値下げをする業者です。期間限定やあなただけという言葉を巧みに使って、値段が安いと錯覚させます。しかし、その大幅値引きをしたはずの金額が一般の業者よりも高いということは少なくありません。

悪徳シロアリ駆除業者の特徴その4

最後の特徴として、クーリングオフやキャンセルについての説明をしないことです。書面にクーリングオフの記載がないというのは、クーリングオフをされては困るからと言えます。説明を受けているときにクーリングオフについて聞いてみると、悪徳業者かどうかが判断しやすいかもしれません。クーリングオフについて丁寧に説明してくれる業者は悪徳業者である可能性が低くなるでしょう。クーリングオフと言うのは、特定商取引法に定められている一定期間であれば無条件で返品・返金、申し込みの撤回、契約の解除ができる制度です。悪徳業者に騙されてしまった場合には、適用する可能性が高い制度になっています。期間は法的効力がある書面を受領していから8日間です。8日を過ぎるとクーリングオフができない可能性があるため、注意が必要です。契約書にキャンセル料や違約金の記載があっても適用されます。シロアリ駆除工事が終わっていたらクーリングオフはできないと勘違いしている人もいますが、そんなことはありません。どのような工事が行われていたとしても、無償で原状回復をさせることが可能です。クーリングオフについての詳細に関しては、消費者生活センターに問い合わせるといいでしょう。

まとめ

シロアリ駆除の悪徳業者かどうかはその場で判断せず、一度考える時間を取ることが大事です。友人や家族に相談して、他の業者からも見積もりを取ると冷静な判断ができます。クーリングオフに関しては使うかどうかは別にして、知っておくことが大事です。シロアリ駆除の悪徳業者に騙されないように、これらの点をしっかりふまえて依頼するようにしましょう。

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