自宅がシロアリ被害を受けてしまった時の場所ごとの対処法

もし自宅が白アリ被害を受けてしまったら・・・

近年では小さなスペースでも自宅を建てるようになったことでマイホームを購入する人も増加傾向にあります。そんな自分の城でもあるマイホームの天敵とも言える存在がシロアリの存在です。シロアリとは木を主食とする昆虫で、木材などを利用している住宅は外敵からも身を守れて食料も豊富という理由から最も住み着きやすい環境とされています。

ケース1、床

家の中でシロアリが住み着きやす場所の代表と言われているのが床です。家の床は人間が生活をする上で必ず利用する部分にも関わらず発見しにくい場所でもあります。これはカーペットやフローリングによって遮られてしまうことで床下にいるシロアリの存在に気が付かないのが理由です。もし毎日の生活の中で床を踏んだ時に凹みを感じたりミシミシと言った音が鳴り始めたらシロアリの被害を受けていることが考えられます。その場合の有効な対策方法は床板を剥がして根太材の交換や補強、床板の張替えなどが必要です。

ケース2、骨組み

床と同様にシロアリの被害を受けやすい場所の一つが家を支える骨組み周辺になります。屋台骨と呼ばれる柱は家を支える重要な役割を備えているため、シロアリによって柱の強度が弱くなってしまうと住宅の安全にも影響するケースもあるので特に念入りな対処しなくてはいけません。主な対処方法としては、火打土台の交換などです。一般的にあまり聞き慣れない言葉でその存在について知らない人も少なくありませんが、これは災害が起きた時に住宅の変形を防ぐ重要な骨組みになります。この部分を交換することで家の倒壊も防ぐことが可能です。

ケース3,玄関周り及び水周り

意外と知られていない所では、玄関などにも注意が必要になります。玄関というとこういった害虫の被害とは無縁のように思われがちですが、住宅の構造によっては玄関に木材を使用しているケースもあって、シロアリにとっては住み着きやすい場所の一つです。玄関の被害では框や巾木をかじられてしまうことが多く、福岡でも実際に被害を受けている住宅は少なくありません。もし被害を見つけたらドア枠や框の補修や交換を行なうことが大切です。
シロアリが床下や玄関などに発生する理由は木材を主食としているだけでなくその環境にも原因があります。元々シロアリは湿気の多い場所を好む性質を持っていることから、光の当たらない床下に住み着くのです。当然床下以外でも湿気が溜まりやすい場所であればシロアリが発生するため、台所の下などの水周りにも気を付けなくてはいけません。その中でも1日中締め切っていることが多い浴室は特にシロアリの被害を受けやすい場所と言えます。浴室の床と同様にタイルの裏などに潜んでいるので発見することが難しいのが特徴です。そのため、知らぬ間に被害にあっていて、気が付いたらタイルがヒビ割れていたり繋ぎ目に使われているコンクリートがダメージを受けていたという事例も珍しくありません。もしこれらの被害を確認したらタイルの補修や交換といった対応が必要不可欠です。体の小さなシロアリはちょっとしたヒビからでも中に入ることができるので、状況によってはリフォームの検討をすることも求められます。

補修&予防が大切

しろありの被害にあった時はただ補修をするだけではなく、その後の発生を予防するための処置も重要です。予防策として有効になるのが薬剤の散布になります。薬剤というと、虫を除去するために使われるとイメージされがちですが、事前に撒いておくことで寄せ付けない効果もあるのです。この薬剤の散布は5年前後の間隔が目安とされています。
そのほかにも、定期的な点検も忘れてはいけません。床下や浴室のタイルなど普段あまり注意してみることのない場所こそシロアリが好んで住み着くので、自分で行なうのが難しいときは業者などに依頼をして確認することが大切です。

株式会社HCSグループでは福岡県福岡市はもちろん北九州エリアや筑豊エリアなど福岡県近郊でシロアリ駆除、白アリ調査、白あり予防、白蟻防除を行っております。お気軽にご相談ください。

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