福岡に住んでいるなら定期的にシロアリ調査を受けて被害拡大を防ごう

シロアリのことを普段から意識している方は少ないかもしれません。ですが、発生していると自覚してから対策を講じたのでは遅すぎで、福岡県の北九州市や直方市はシロアリが好む気候ですからしっかりと対策する必要があります。ここではシロアリが発生する原因と調査を受けるとどのようななことがわかるのかご紹介します。

温暖で雨量が多いからシロアリには十分な注意が必要

シロアリは暖かくなると発生しやすく、春から夏の時期に活発になります。福岡県の北九州市周辺は気温の気象データを見ると、4月の段階で18℃を超える日があるほど温暖です。特に直方市は年間を通して降水量も多い地域で、1年の平均降雨量は1744mmもあります。シロアリは湿度が高い環境を好む性質がありますから、十分に注意しなければなりません。これまで姿を見たことがないからと安心しきっていると思わぬ被害に遭っている可能性があります。シロアリが巣を作り、生活する場所は床下や壁の中など人目につかない部分が多いため油断は禁物です。築年数が経過している家ほど被害がないか調査を行う必要があります。傷みがある家ほど、湿気を取り込んでなかなか乾燥しにくくなるからです。壁の塗装が剥がれたりひび割れたりしている箇所があったり、家の基礎に剥がれ落ちている部分がある場合は特に注意が必要です。

シロアリの調査でわかることはどのようなことなのか

専門家に依頼してシロアリ調査を行うと、どんなことがわかるのでしょうか。よくシロアリが巣を作りやすい部分を中心にプロは痕跡を探します。シロアリは穴を開けたり蟻道を作ったりしていることが多く、巣そのものを発見できる場合もあります。調査によってどんな種類のシロアリがいるか、被害がどの程度まで及んでいるかを確かめることが中心です。調査結果次第で、今後の対応を決める必要が出てきます。柱や壁、基礎などに穴を開け、建物の耐久性が損なわれていたらシロアリの駆除だけでは済みません。福岡は台風の影響を受けやすい地域であり、耐久性が下がっていたら暴風による建物の倒壊が懸念されます。シロアリ駆除と合わせて、リフォームの検討も必要になってくるでしょう。鉄筋コンクリートの家であっても油断は禁物です。隙間から移動し、より湿度が高く温かい浴室やキッチン、洗面所などに行って木材が使われた部分をボロボロにしてしまいます。徹底した調査を受けるなら家だけではなく、庭などの調査も受けましょう。庭の樹木が被害に遭ったり、植木鉢の下にシロアリが潜んでいることも多いからです。

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