今回は新築現場の紹介です。(某所デイサービスセンター 1階800㎡)
写真は土壌中を通って建物に到達して被害をもたらすしろありの侵入を防ぐために建築物の床下の土壌に薬剤を吸着させています。
これは、シロアリが建築物に浸入する直前の土壌に防蟻層を築くことで、
建築物へのシロアリの侵入を防ぎ、建築物全体をシロアリの被害からまもる為の重要な工程です。
北海道北部のようにシロアリの生息がない地域では木材処理のみで土壌処理を省略する場合もありますが、
九州のようなシロアリが多く生息する地域では、しろあり対策協会の他に住宅金融支援機構でも土壌処理が必要とされています。
約3週間後、建設会社さんから連絡があり、木部処理に行ってまいりました。
(今回の現場は工程の関係により、木部処理で2回訪問しました。)
写真は、床から1メートルの高さまでの土台や柱に防蟻・防腐効果のある木材処理を行っています。
※建築基準法は地面から1メートル以内ですが、しろあり対策協会に準じています。
またこの時、基礎の立ち上り部分等も再度入念に処理を行います。
特に、配管の立ち上り部分の隙間からシロアリは侵入することが多いため
念入りな防蟻処理を行います。
そして、前回の木部処理から約2週間後、
建設会社さんから連絡があり、木部処理(2回目)に行ってまいりました。
残りの間柱・筋交いなど防蟻・防腐処理を行っています。
そして、新築シロアリ施工後は、このような防蟻処理済のハンコを土台や柱に押させて頂きます。
多くの業者さん、職人さんが出入りする建築現場、
このように私たちシロアリ業者は華やかではありませんが、
とても大切な工程を任せて頂いてます。
私たちが調査依頼を受ける中にも
築数年でシロアリに入られてしまった家に境遇することがあります。
シロアリからの被害を未然に防ぐためにも、
新築時には有効なシロアリ防除施工を行うことが必要です。
また、現在のシロアリの薬剤は作業者や居住者、環境への安全性の配慮がされており
5年間の効力を目安として作られています。
白蟻防除施工から5年を経過するとシロアリが家屋に浸入する可能性が高まりますので、
5年ごとのシロアリ防除再施工をされることをお勧めします。
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