今回は、家に換気口がなく、シロアリの被害にあったお家の対策に来ています。
シロアリ駆除を行った際に担当者がお家の違和感を覚え、調査を行ったところ、家に換気口がないことが判明しました。
換気口のは、床下に空気を取り込み、吐き出すなどの重要な役割があります。
現在は、基礎パッキン工法と呼ばれる土台と基礎の間を浮かせ、家の360°から空気を取り込んで排出できるものが主流ですが、少し前までは、換気口を概ね3m間隔で基礎に設けるのが主流でした。



コア抜き業者さんと連携を組んで、あらかじめ指示しておいた場所をくり抜いてもらいました。



元々、換気口が無かったお家ですので、空気の流動が設計段階で考えられておりません。
そのため、タービンブロワーという強制換気システムを用いて、家の通気を確保します。
排気ダクトの先端に取り付けられた換気ノズルが、くり抜いた基礎部分にキチンと合わさる様に施工します。

最後にパネルを取り付けて完成です。
私たちにとって呼吸は大事なことですが、お家にとっても同じことが言えるかと思います。
大切なお家を守るためにも定期的な床下点検をおすすめいたします。

HCSグループは、
シロアリ被害を未然に防ぐため
テレビ番組に協力しています!
TVQ九州放送「ふくサテ!」
※1一階床面積15坪の一般的な住宅の場合