今日は、『縁の下の力持ち』お家を支えているコンクリート基礎のお話です。
昨今の基礎には、コンクリート強度を上げるために鉄筋が入っています。例えて言うなら、人体の骨の部分にあたります。
通常、コンクリートはアルカリ性のため、コンクリート内部に埋設してある鉄筋が錆びることはありませんが、クラック(コンクリートのひび割れ)等により内部に水が入り、中性化という現象が起こります。
中性化が起こると、内部にある鉄筋が腐食し始めます。
鉄筋の腐食が起こると、鉄筋が錆により膨張し、コンクリートを押し出すようになります。
この状態を【基礎の爆裂】と言います。
基礎が爆裂すると、基礎強度が下がります。基礎強度が下がると地震などの影響により、基礎が崩壊する可能性があります。
当然、基礎の上には土台や柱などがあります。
基礎の支えがない土台や柱などは歪みが生じます。
最悪の場合、家屋倒壊の危険性も考えられます。
鉄筋の腐食により、コンクリート部分が押し出され、軽く触れただけで基礎が脱落しました。
この様な爆裂でも、当社なら補修可能です!!
鉄筋部分をケレン(錆落とし)作業、錆止め処理、エポキシ樹脂+アラミド繊維シートによる補修を行います。
基礎の補修については、別の記事でご紹介いたします。
大切なご自宅を守るために、定期的な床下点検をおすすめいたします。
床下調査、お見積りは無料にて行いますので、お気軽にご相談ください。